桜農園の畑は自宅(兼本社)から歩いても15分以内のところに点在しています。軽トラックも2台持っていて行き来しているのですが、よくこの電動自転車を移動手段に使います。 新聞配達用に特別に頑丈で、荷台や前籠が大きいのが特徴です。10kg程度の収穫物なら楽に運べますす。草刈り作業が必要な場合は、荷台にマキタの電動草刈り機(軽いのが特徴)をくくりつけて畑に向かうこともできて、重宝しています。
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田刈りのお手伝いで稲わらをいただく
いろいろお世話してくださる方の田刈り(稲刈りのこと)のお手伝いをしました。コンバインという機械が、稲を刈って、脱穀して、稲わらをカットして田に戻す。この一連の作業を一気にやってくれます。しかし、それでは稲わらがとれないので、無理をお願いして、稲わらのままコンバインから出してもらいます。落とされた稲わらは田(地面)に置いておくと腐り始めその後の農作業の邪魔になるので、移動させねばなりません。そこで、扱いやすいように束ねるのですが、その手作業が大変でした。夕方まで約5時間。終わったときは指先がパンパン。でもこれで来年の畑の自然マルチが確保できました。
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てんとう虫を放してみました
困る虫の筆頭はアブラムシです。秋は彼らの繁殖時期なので注意します。それでも被害に遭う作物や畝があります。そこではアブラムシが繁殖してから、天敵のてんとう虫が繁殖するという順番になっています。逆ならいいのにと思いますが、そうはいきません。そこで、被害に遭った畝は見限って、繁殖したてんとう虫(特に幼虫がよくアブラムシを食べてくれます)を、無被害の畝に移します。他にも対策をうっているので、てんとう虫だけの手柄かどうかは分かりませんが、その畝ではアブラムシの姿は見られませんでした。
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九条ネギマルチはがしの術
九条細ネギは、うちの得意ジャンルになりつつありますが、栽培法の特徴は6穴マルチを使っていること。ネギの間に生える雑草が手に負えなくなる時があるのでそうしているのですが、難点はマルチがあるとネギの収穫がとても邪魔くさくなること。収穫の少し前にマルチがはがせたらとな~、ま、ネギが大きくなっているのに無理だろうけど....と思い悩んでいました。ところが、試しにやってみたら、簡単にできたのです。しなやかなネギが、帽子を脱ぐように、マルチがはがれるのです! おかげでスピーディかつ優しく収穫できるようになりました。
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緑肥の主力エン麦が穂をはらみました。
桜農園ではエン麦を緑肥として多用しています。土を肥やしてくれることはもちろん、小さな大害虫「キスジノミハムシ」を抑えてくれる、唯一の方法だからです。普通、緑肥は穂をはらむ前に刈ってすき込むことで効果が最大になると言われています。でも、精一杯育つまで放任してしまうこともあります。そうすると、こんなかっこの良い姿を見ることができます。【サラダの畑より】
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Red Rice 自然農園は発想も経営もダイナミック
無理を言って木津川市のRedRice自然農園の視察をさせてもらいました。無肥料、無農薬の畑を見たかったからです。写真のとおり、元気良い野菜が育っていました。短時間でノウハウは分かりませんが、「有機農業のように、土壌を診断して野菜に必要な肥料などを人間が与える方法は、家族経営の農家としては不合理では。それなら自然に任せて行う自然農法の方が(科学的に)合っている」との指摘に、うなってしまいました。経営まで見通した自然農法家が身近なところにおられたことに、妙に安心した視察でした。
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白クローバを畝間にレタスキャベツ混作畑出現